会長挨拶

群馬弁護士会 会長挨拶

令和7年度 群馬弁護士会 会長
横地 宏紀

群馬弁護士会のホームページをご覧いただきありがとうございます。
令和7年4月より、1年間、当会の会長を務めることになりました横地宏紀です。

当会は、前身団体である前橋弁護士会の創立から数えて,130年を超える歴史を有する団体です。当会は、現在,320名を超える会員数で組織されており、会員各自が創意工夫のもと弁護士業務を行っているほか、会として様々な分野の委員会活動を行っております。市民県民のために最善の活動を行う当会の伝統を引継ぎ、会員の活動支援、及び委員会活動支援をこの1年間行って参りたいと思います。

弁護士の使命である基本的人権の擁護と社会正義の実現は、会としての使命であることはもちろんですが、実際には、日々の当会の会員1人1人の活動に支えられております。当会は、これまでも、夏期研修をはじめとした各種研修や若手弁護士に対するチューター制度を実施し、会員のスキルアップを図る機会を設けておりますが、今後も、会員の研鑽支援を充実させていきたいと考えております。

会員数の増加により、市民県民の皆さまにも、かつてよりも弁護士にアクセスしやすくなったという実感や、弁護士の活動を目にする機会が多くなったという感想をお持ちの方もいらっしゃると思います。しかし、当会は、皆さまのお役に立てる機会や分野はまだまだたくさんあると考えています。訴訟により紛争を解決する際に、訴訟代理人として活動することはもちろんのこと、人権救済申立てに対する対応、災害時の法律相談等自治体との協定に基づく被災者支援、顧問弁護士や社外の役員に就くなど日常的に法人、団体運営に関わるもの等、私たち弁護士がご提供できる仕事の範囲は、かなり広いものがあります。紛争予防の担い手として、また、解決すべき問題点が生じた際には解決の協力者として、当会及び当会所属の弁護士をご活用下さい。

社会正義の実現という使命を達成するために、国や自治体の施策に対する意見表明、情報発信を行うことも、重要な任務と考えております。その際には、会内において十分な討議、検討を行い、また、市民県民の皆さまに寄り添うものとなるよう、熟慮いたします。

皆さまのご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。